正しい抱っこのこと知ってる?今回は正しい抱っこがなぜ大切か、正しい抱っこのやり方を伝授します
目次
腱鞘炎になった新生児期 辛い抱っこ
抱っこってめちゃくちゃしんどいイメージしかない
がーん!!!
なんてことになってないでしょうか。
まさに私自身がそれでした。
助産師だし赤ちゃんの抱っこはお手の物!
と思っていたのに、いざ育児がはじまると腱鞘炎に…
ここから正しい抱っこについて勉強するようになりました。
そんな時、助けてくれたのが
ぴよがお布団としてかぶっているこれ。
実は抱っこ紐なんです。
( ディディモス ベビーラップ)
抱っこ紐のリサーチをしていた時に、助産師の先輩にめちゃくちゃオススメされたので、臨月の時に買いました。
初めてベビーラップでのだっこにチャレンジしたのが生後3週間ぐらいの時。
それまでの抱っこは
とにかくしんどい
って感じでしたが、
密着感が気持ちいいー!ずっと抱っこしていたい!
となり、しばらく抱っこを楽しんだ記憶があります。
これで抱っこすると
- ご機嫌!
- すぐ寝る!
- 体が楽!
といいことづくめ!今までのだっこと何が違うのか気になり勉強し始めました!
抱っこ気持ちいいー!もっとしてほしいなぁー。
発達を促す抱っこ
インスタグラムからこんな質問が・・・
なかなかお座りが安定しません。何かできることはないですか?
発達はそれぞれなので急ぐ必要はありませんが、できることはあります!正しい抱っこの嬉しい発達への効果を紹介します!
赤ちゃんは生まれつきMW姿勢であり、これを維持することが心地よく、安定できると言われています。
ここで問題!この抱っこは正しい抱っこ?
さて、この抱っこどうでしょう?
これだめなの?全然わかんないやー!
ポイントは膝とお尻の位置!お尻よりも膝が高い位置にないとM字の姿勢が保てないよ!
\正しく治したのがこちら/
このエルゴは股の調整ができないタイプだったのでマックスここまでしか修正できず…
理想はこれ
M字を保つことでは赤ちゃんにとってとても大切!小児整形外科学会もパンフレットで注意喚起してるよ!
赤ちゃんの時期の股関節への影響が高齢になった時の股関節の病気に影響があるという研究も!一生にかかわる可能性があることを知っててほしい!
ポイントは自分で動ける姿勢にすること!
自分で動くためには
- 背中に適度な丸みがある(ひらがなのしの字が目安)
- 赤ちゃんの手が胸の前にある
が必要だよ!
例えばこれ
背中はぴんとしてるし、手はぶらんとしてるし、足は下に下がってるし、これじゃあどうしようもないよー。
大人でもこの体勢から動くのは難しい!長時間抱っこされる赤ちゃんの気持ちになってみよう!
お尻がしっかりと安定し、背中の丸みがあり、手で押せる条件が揃えば自分で色々な方向を向くことができます。
大人と密着して、動きを疑似体験することでバランス感覚も良くなるよー!
好きなものが見れて楽しいなぁー
正しい抱っこは赤ちゃんにとって快適で安心。
情緒が安定するので寝かしつけもスムーズ。
大人でも今にもやぶれそうなハンモックでは寝られない。どっしりしっかりしたハンモックのような抱っこになっているかチェックしよう!
注意したいのが前向き抱っこ。
これは赤ちゃんの正しい抱っこ姿勢(丸い背中、M字開脚)が保持しづらいこと、外に身を投げ出されていてお母さんの顔が見えない不安感があることからあまりおすすめできません。
外の世界も面白いけどママの胸の安心感は必須だよー
まとめ
やるべきことはシンプル!
- M字姿勢を保つ
- 赤ちゃんの背中のカーブを保つ
- 胸の前に手をおく!
この抱っこで発達が促されるよー
こうすることで
- 股関節が守られる
- 体幹、バランス感覚がup
- 安心感、好奇心のどちらも満たされる
僕にとっていいことづくめだね!
\参考にしてね/
抱っこ紐の選び方とおすすめ抱っこ紐のご紹介今回は赤ちゃんの発達にフォーカスしました!
まだまだ奥深い抱っこの世界!
また違った視点でも記事書きますねー!