会陰切開、会陰裂傷を避けたい!会陰のケアについて知ろう!

私の実体験

病院勤務の時

私自身、自分が直接介助しただけでも150例

立ち合いのみを含めると700以上は

お産を見ていると思いますが、

会陰切開、もしくは裂傷になる割合は

初産婦さん→99.5%

経産婦さん→70%

でした。

(あくまで私がいた病院での体感ですが…)

なので

絶対切れるのにケアする必要ある?

というのが正直な感想でした。

自分の出産

助産院では

34週から会陰マッサージ

37週から膣のマッサージ

をするよう言われました。

そしてこの膣のマッサージが

激烈に痛い

もう本当に毎回ため息ついて、

よしっ

と気合を入れなければ出来ませんでした。

でも頑張ってやり続けると

最初はめちゃくちゃ痛かったところが

どんどん楽になっていく

え、すご!ちゃんと効果あるやーん!

と少し期待。

出産まで毎日頑張りました。

結果…

\無傷/

産んだ瞬間から

ドーナツクッションなしで座れました!

効果あるの?

色々調べましたが、

効果があるとしている文献と

有意差は認められない

(効果があるとは言い切れない)

とされている論文両方ありました。

絶対にやるべきとは言えない!

やりたく無いなら大丈夫!

ただ、

いやだー!なんとかならないかなー。

という思いであれば

「切開率がへる」

「傷の程度が軽減する」

としている論文もたくさんあるので

やって損は無いと思います。

私自身は傷ができなかったのでやっててよかったと思ってます。

マッサージの科学的根拠はこちら

(会陰マッサージをした群は会陰切開を受ける割合が下がったという結果になっています。)

会陰とか膣自分で触るのとかどうなの?

私もめっちゃそう思ってました!

正直今でもかなり抵抗あります!

でもこの本を読んでちょっと考え方が変わりました

ちつのトリセツ 劣化はとまるposted with ヨメレバたつの ゆりこ/原田 純 径書房 2017年03月10日頃

内容が気になる方はこちら

この本に出会ったのは産後でしたが、読んだ後は

出産前ちゃんとやっててよかったー!

…とちょっとドヤ顔しました。

この本は産後悩んでいた

子宮が下がってくる問題

膣からぷすぷす空気がでる問題

も解決してくれて、

私の人生の1冊になりそうです

そもそも…海外では当たり前のデリケートゾーンケア

デリケートゾーンケアの認識の違い

日本→基本放置。誰もケアについて触れない。

海外→デリケートゾーン専用の石鹸がスーパーマーケットにあるなど、ケアについては積極的。母から子へケアを教えるのが一般的。放置するなんて女性としてどうなの?というレベル。

VIO脱毛など

日本→デリケートゾーンの脱毛はかなり普及した。でもやっている人はまだ少数で、ブラジリアンワックスなどはあまりしている人がいない。

海外→ブラジリアンワックスが大多数。道を歩いていてもワックスのショップに出会う。

会陰マッサージは妊婦だけのものではない

日本→妊娠して初めて“会陰マッサージ”という言葉に出会う

それ以外できくことがない。膣マッサージまでする人はほぼいない。

海外→女性としてのケアなので、妊婦に限らず子供からおばあちゃんまでやっている。会陰マッサージのみならず、膣マッサージまで日常的に取り入れられている。特に愛の国フランスは熱心。「フランス」「デリケートゾーン」で調べれば山ほどでてくる

実際の方法は?

ちょっと長くなったので次回まとめます!

気になるけどそんなことするのどうなの?

って方が

ちょっとでも抵抗感がなくなればいいなぁと思います!

痛い思いするのは自分ですからね!

周りの目は気にせずやってみたいならトライしましょ!

もちろんやらないのも全然おっけーだと思います!

切れるときは切れるので!

今日も読んでいただきありがとうございました!

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